一橋浪人生の勉強法

受験生の受験生による受験生のためのブログ。一橋大学を目指す浪人生が、科学的に正しいとされる勉強法を実際に試し紹介していくブログです。

人の勉強法を真似したある受験生の末路…

2020/11/07浪人232日 共通テストまで残り70日

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『よくある話』

 

 

 今日はなぜか目覚ましが鳴る前に目が覚めた。カーテンを開けてベッドを整えると、床に散らばった教材の山を避けながら自分の部屋を出て、洗面所で顔を洗って身支度を整える。制服に着替えて食卓の席に座ると、机にはラップに包まれた朝食と母からのメモ書きが残されていた。

「朝からシフトだから、朝ごはんを置いておきます。勉強がんばってね!」

 俺が高3になって塾に通い始めたことで、母はアルバイトを始めた。週に何度かこういう朝がある。なんとなく躊躇い気味にメモ書きを捨てると、朝ごはんを食べ始めた。

 朝はいつも参考書を読みながら朝食を食べる。この参考書は俺より何倍も頭が良い友達が俺に勧めてくれた参考書だ。これをやればあいつまでとはいかなくても成績が上がるんじゃないかと思う。

 

 朝食を食べ終わって学生鞄を持ったら、家を出て最寄りの駅に向かう。この間はスマホに入れた音源を聴いてリスニングをする。この教材も英語が得意な友達が使っているやつだ。

 駅について電車に乗ると、席が空いていたのでそこに座って単語帳を手に取った。この単語帳を俺に勧めてくれた奴は天下のT大志望で、三人兄弟の末っ子だ。そいつの兄貴は2人ともT大に合格していて色々と面白いアドバイスを聞ける。

 

 学校の最寄り駅に着いた。電車を降りるとそこからは徒歩で10分くらいかかる。その間はもう一度リスニング音源を聴き直す。都会から離れたところにある高校だから、車の交通量も少なくリスニングをするのにはちょうど良い環境だ。この音源はお勧めされるだけあって難しい。一度聴いてもわからないことが多いし、スクリプトに頼ることも多い。だけどあいつはこれをやって伸びたと言っていたから、これくらい骨のある音源を聴いた方がリスニング力は上がるのだろう。

 

 学校について自分のクラスの扉を開けると、丁度英語が得意なあいつが机に座って勉強していた。今日は家を早く出たので教室には誰もいないと思っていたから少し驚いた。

「はよ、いつもこんな早くから来てんの?」

「ん? まあうちも近いし家だと妹もいるしさ」

そこでふと机の上に置かれた教材に目がいった。B4くらいの大きさのノート型参考書で結構使いふるされているようだった。

「そんなん使ってたんだ?」

「あぁ、これね。毎朝やることにしてんのよ。量少ないわりに要点抑えててさ、かなり役立つぞ。」

「へえ、良さげだな。俺も買おっかな。」

 

 授業も全部終わって放課後になった。あいつの使っていた参考書が気になるので塾に行く前に本屋に寄ることにした。

 本屋で参考書コーナーを探していると、あの参考書はすぐに見つかった。ページをペラペラめくりながら中身を確認すると、確かにあいつの言っていた通り役に立ちそうな参考書だ。値段を見ると1000円程だったので買うことに決めた。

 本屋を出ると、さっきまで綺麗な夕暮れを描いていた空が陽が落ちて曇り始めていた。

 

 

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本題

 こんにちは。カイドウです。いかがだったでしょうか、即席の小説は笑

 約千字も使ってよくわからん話を書いてしまいましたが、今日は人の真似をしても受からないぞ!という記事です。

 

 皆さんも誰かが勧めてくれたからとか、この人がやっているから、といった理由で参考書を買ったり勉強法を変えてみたりした経験があるかもしれません。しかし、それは一種の思考放棄ではないでしょうか?

 その参考書が本当に自分の現状にあっているのか、それを買ったとしてやる時間はあるのか、そもそもそれをどういった用途で使うのか、などを吟味しないと自分の成績を上げることはできないでしょう。

 確かに頭の良い友達が使っているのを見たり、その友達が「これ使って結構伸びたんだよね」なんてことを言っていたりすると、つい「自分もこれを使えば成績が上がるかも!」と思ってしまいそうです。しかし、参考書も勉強のやり方も人によって効果は変わってきます。科学的に効果が高いとされる勉強法ですら効果に必ず差が生まれます。ましてや1人の人間に効果があっただけの方法が、あなたにも効果が有る保証などどこにもないでしょう。

 さらに言えば、勉強時間という受験生にとっての資本を、他人のお勧めのままに投資するというのはリスクが高すぎます。参考書を買うというのはその参考書に費やす時間を割くということでもあります。しっかりと、自分の成績、伸ばしたい分野、頻出の範囲、自分に残された時間などを吟味した上で、その教材を使うことで自分の何を伸ばしたいのかを考える必要があるでしょう。

 

 この主張は何も私の経験からくるものではありません。2010年のリチャード=ワイズマン先生の研究で、成功した人のやり方を参考にして計画を立てた人は目標達成率が10%であった。というとんでもない結果が出ています。受験合格率を10%に近づけたい方は真似する価値があるかもしれません。

 

 ただここで注意していただきたいのが、あなたの現状をよく理解している人や、その教材をお勧めする理由を数字で説明してくれる人であれば、そのアドバイスは聞くに値するかもしれません。

 例えば、私が昔通っていた塾では校舎長がミーティングでこんな話をしていました。「夏休みの間にこのシステムで問題を1000題以上解いた生徒全員が最低でもGマーチに受かっている。これはしっかり調べた結果として出ているから、この夏休みはこのシステムで1000題以上問題を解くことを目標にしてほしい。」こんなふうに説明されれば、納得できますね。

 私はそれを説明されてなぜかやらないことを決めましたが。理由は「みんながやっていることはなんとなく嫌だ。」です。クソ野郎ですね。

 

 

まとめ

以上でこの記事はおしまいです。小説って書くの難しいんですね。一冊10万字くらいですから、あと99回くらい書けば一冊文ですね笑笑 小説家の先生に尊敬の念が湧きます。

ではでは〜

 

 

 

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