2020/08/22浪人155日目 残り147日
こんにちは。カイドウです。今日は、前回の記事「マインドフルネスの意味」に引き続き「マインドフルネスで得られる3つの効果」を紹介していきます。マインドフルネスには他にも効果があると言われていますが、この記事では受験に直で影響を与えると判断した効果に限定して紹介します。
1、集中力を強化する
マインドフルネスを日々実践している人は集中力が高くなります。勉強中に上の空になることが少なく勉強に集中できるようになります。
集中力が途切れる原因は大きく分けて二つに分けることができます。それが、外部刺激と内部から湧き出る情動です。マインドフルネスを行うことで自分の内側から湧き上がってくる不安などの情動をコントロールすることがうまくなります。これによって集中が途切れることが少なくなるのです。
2、ストレスに強くなる
受験勉強をしていると強烈な不安に襲われたり、もし前などに強いストレスを感じることがよくあります。マインドフルネスを実践している人は前項で紹介したように自分の内側から湧き起こる感情のコントロールが上手くなるので、結果としてストレス下でも心の平静を維持して勉強に取り組むことができます。
3、記憶力を強化する
受験生なら誰しもが夢見る記憶力の向上。マインドフルネスを日々実践することで私たちはワーキング・メモリーを鍛えることができます。
ワーキング・メモリーとは、脳の短期記憶容量のこと。私たちはこの限られた容量の中で一時的に考え事をしたり、長期記憶から特定の記憶を引っ張り出して新しく知識を繋げたりします。つまり、ワーキング・メモリーは脳の作業スペースです。
マインドフルネスでこの作業スペースを広げることができます。作業スペースが広がることは読解力の向上や情報処理の効率にも直に影響を与えます。現代文の要約問題を解く時や数学の難問を解く際に余白にメモをしますよね。あの余白部分が増えるイメージです。余白が多いと自分の考えをまとめやすくなります。マインドフルネスの実践によってワーキング・メモリーが鍛えられるとさらに思考を巡らせる余地や資料を頭に留めるスペースが生まれます。
まとめ
以上、マインドフルネスが受験に与える効果でした。次回は、マインドフルネスの実践方法について解説します。
初回:勉強に身が入るマインドフルネス入門 - 一橋浪人生の勉強法
次回:マインドフルネスの具体的実践方法解説‼︎ - 一橋浪人生の勉強法