一橋浪人生の勉強法

受験生の受験生による受験生のためのブログ。一橋大学を目指す浪人生が、科学的に正しいとされる勉強法を実際に試し紹介していくブログです。

勉強の悲しい話

2020/7/31浪人133日目 残り169日

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 こんにちは。カイドウです。今日は一昨日の自分で行うフィードバックに引き続き、外部からのフィードバックについて解説していきたいと思います。

 この記事の全容を確認したい方はこちらをご参照ください。

★学習を6ステップ解説!〜学ぶための学びの体系〜 - 一橋浪人生の勉強法

前回の記事はこちら↓

ところで勉強の処方箋って知ってる?〜学習の科学〜 - 一橋浪人生の勉強法

 

 

 

 

自分では気がつくことができない

 前回、自分の状況・ミス・進むべき道を認知するには自分にフィードバックを与えるしかないという話をしました。フィードバックがないと自分のミスにも気がつくことはできないし、自分の学習方法が遠回りなものでもそれに気づくことはできません。

 

 フィードバックは一種の気づきの形態とも言えます。前回の話で、ミスをモニタリングすることでミスに目がいくようになり、結果ミスをする回数が減るということを紹介しました。フィードバックが大事な理由がここにあります。これまで目がいかなかったことに目がいくようになるのです。意識していなかったことを意識させてくれるのです。

 

 しかし、自分で行うフィードバックには限界があります。それは私たちが自分自身のこととなると客観性を失ってしまうからです。客観的に自分を見ることができないので他人が見れば気づくことに意識がいかない。自分では気づくことができないのです。

 例えば、どんなに著名な小説家でも自分が犯したスペルミスや文法の間違えを全て見つけることはできません。編集者なしで本を出版することはできないのです。

 

 

外部からのフィードバック

 外部からのフィードバックの効果が自分で行うものよりも高い理由がここにあります。

 人は自分のことを客観的に判断することがすこぶる苦手ですが、他人のことを判断する際には客観性を発揮することができます。

 学生チューターが塾側に雇われるのは教える能力が必要なわけではなく、生徒たちに客観的な目線を配れることに意味があるわけですね。もちろん教えることもできればなお良し。

 塾に行っていないという方。ちょっと不利な状況が生まれてきました笑。私もほとんど行っていないのでとにかくモニタリングには力を入れています。

 

 そして、個別指導がその他の学習方法に比べて2倍以上強力な理由もここにあります。

 自分より先にいて学習のゴールが見えている指導員が付きっきりでフィードバックを与えてくれるんです。次にやるべき行動も明確で、不理解な点には即座にフィードバックが返ってくる。学習を進めるには理想的な環境です。

 

 

 

良いフィードバック

 外部からのフィードバックが強力なのは理解できたと思いますが、ここで良いフィードバックの条件を紹介したいと思います。

良いフィードバックには必ず「先行予測」の要素が含まれている

ということです。次に学習するべきことに検討をつけてくれるようなフィードバックが大事なようです。

 例えば、センター試験の過去問は科目によってはあまり良いフィードバックにはなりません。

 例えば世界史の問題は分野がかなり混ざっていて、「この設問で間違いが多いから、この分野の復習をしよう」といった先行予測ができないのです。

 逆にセンター試験の数学は、ある程度次に行うべき学習に目処が立つでしょう。設問ごとに分野が決まっていますから。

 個別指導が強力な効果を発揮する理由はここにもあります。個別指導でのフィードバックには先駆者からのアドバイスがついてきます。「今ここができないなら、これから応用問題を解く上でこういう考え方が必要になってくるから練習しよう」みたいな。

 

 

活用法

 これまで散々、他人がいないと効率的な勉強がで気ないということを紹介してきました。

 残念ながらこれは事実です。独学でものをなすことが非常に難しいのはフィードバックを適切に得ることができないからかもしれません。

 

 ですができる範囲で他人の力をうまく使いさへすれば良いのです。

 これまで紹介してきた勉強法を全て使いきる必要がないのと同じように、できる範囲で活用していきましょう。

 

高校生の人へ

 学校に通っているなら、言い方は悪いですが使える先生は使いましょう。

 具体的にはこんな感じです。

 「先生私は勉強をこんなふうに進めようと思っているのですが、先生はどう思いますか?」

 ここで注意すべきことは、「先生この教科の成績を伸ばすにはどうすれば良いですか?」という聞き方ではないことです。自分の意見を言ってその意見にフィードバックをもらうのが重要なことです。

 全部を教えてもらうのは良いフィードバックとは言えません。

 

 学習内容のに対する質問も頻繁に行ってみても良いでしょう。その時も良いフィードバックをもらえるように意識して質問をする必要があります。

 「先生、ここがよくわからないです。」よりも、「先生、ここってこういうことですか?それともこういうことですか?ここまでは分かっているんですけどこの先が分からなくて…  あ、なるほどそういうことなんですね。じゃあ、このさきはこうすれば良いんですよね。なるほど…この問題考える時って3つくらい方法ありますよね。判別というか区別とかあるんですか?」

 

アンダーラインをつけたところが大事です。

①自分が理解しているところと不理解なところをはっきりとさせる。(メタ認知)

②自分で説明することで確認する(自己説明

③プロの思考手順と自分のを比較する(認知的徒弟制

 

 メタ認知は前に説明したとして、自己説明とは自分が説明することで自分がわからないところを認識する方法。これも一種のフィードバックで、先生に確認しながら説明することで一石二鳥のフィードバックが得られます。

 認知的徒弟制とは、専門家の思考を学び自分の思考の道すじと比較することで思考スキルを成長させるもの。これはプロの積極的なフィードバックが不可欠なので先生に質問する際には先生がどのように考えて問題を解いているのか聞いてみるようにしましょう。

 

メタ認知の記事↓

中だるみとか停滞期とか、対策できてますか? - 一橋浪人生の勉強法

 

塾生の方へ

 塾生の方はチューターもいれば質問できる先生もいるので、外部からのフィードバックの力は思う存分発揮できるでしょう。意識的に良いフィードバックを得られるように心がけましょう。

 

 

 

宅浪・自宅学習者へ

 外部のフィードバックに関しては非常に厳しい立場です。友達がいるなら自分が立てた学習計画などについて感想を聞いてみるのが良いでしょう。自分よりも他人の方が客観的に計画の成功率を判断できます。

 宅浪や独学者は勉強内容に対する先行予測を含むフィードバックを得るのが非常に難しいのでここが悩みどころです。

 かく言う私も一番苦手な数学は個別指導を受けていますが、その他の教科に関しては完全に宅浪です。

 宅浪や独学勢は、モニタリングに力を入れる必要があるでしょう。↓

ところで勉強の処方箋って知ってる?〜学習の科学〜 - 一橋浪人生の勉強法

 

 

まとめ

 今日の記事は結構長くなってしまいました。私自身が結構悩んでいた問題だったので少し力が入りました。

 今日は結構具体例を入れたので重要なポイントは少ないです。

 一言で言えば、外部から良いフィードバックをたくさんもらおう。と言うことです。

 どうやって良いフィードバックを得れば良いかは活用法を読んでください!

 

 

では次回は…学習の初期段階で必要になってくるマインドセットの話です。

 

ではでは〜