2020/7/30浪人132日目 残り170日
こんにちは。カイドウです。「一日15時間勉強しないと受からないとかよく言われるけど、そもそも10時間も無理だわ」という人いませんか?
このブログでは長時間勉強はお勧めしていません。なぜなら、当たり前ですが時間をかければかけるほど時間当たりの生産性は落ちるからです。
このことに関しては一度記事を書いているので、そちらも参照ください。
浪人26日目★勉強時間の罠、あなたは嵌っていませんか? - 一橋浪人生の勉強法
「でも、そんなこと言ったってやらなきゃいけないことは山のようにあるし、長時間勉強しないと受からないのも本当なんじゃ…」
確かにやらなければいけないことも沢山あります。ですがすぐに時間で解決しようとするのは少し短絡的ではないでしょうか?
学習には沢山の要素があります。感情、メタ認知、記憶の性質や脳の性質、タスクの効果などなど
これらに対して工夫することなく、時間を沢山使ってそれで受かろうとするのは限界があります。
なぜなら、時間当たりの生産性を2倍3倍にするのは可能でも、勉強時間を2倍3倍に増やすのは1日が24時間である以上限界があるからです。
ですから、長時間勉強できないという方はチャンスだと捉えてください。低い生産性で長時間集中している人たちがしていないことをあなたはすることができます。
今あなたは1日何時間なら毎日でも継続して勉強できますか?
もし2時間なら毎日2時間の勉強で志望校に合格するためにはどんな勉強の仕方をすれば良いだろうか?と考えてみてください。
本当にその教材での学習が成績の向上に貢献していますか?
集中力を研ぎ澄ます方法は?
一番効果の高い勉強や教材はなんですか?
考えに考え抜いてください。その上で勉強時間が足りないというのであれば、「勉強時間を増やそう!」ではなく、「どうすれば継続的に勉強時間を増やせるだろうか?途中で燃え尽きたりしないで、一定の生産性を保つことができるだろうか?」と考えを巡らしてください。
正解は沢山あります。世の中には1日4時間も勉強しないで東大に入った人もいます。もちろん毎日12時間勉強して受かった人もいます。中にはひたすらノートを取って受かったという人もいるかもしれません。
受かれば正解なので、正解は沢山あります。何をすれば受かるのかは一つに定めることができません。しかし、それは短時間勉強でも合格する方法があるということでもあります。
今日は短時間集中でも効果がでやすい勉強法を少しだけ解説して終わりたいと思います。
習慣にする
習慣は短時間学習にとても適しています。1日5分も1ヶ月で150分。馬鹿にならないものです。
ここでお勧めするのは、朝起きてすぐ・夜寝る前の習慣的勉強と、小さな習慣の二つです。
朝と夜寝る前は習慣が結構身につきやすいです。なので朝起きて20分だけ一つの科目勉強するという習慣は非常に強力です。
小さな習慣とは、行うのにほとんど意志力を必要としない習慣のことを言います。
例えば、英単語3つ覚える。世界史の参考書1ページだけ読む。などです。
この習慣の良いところは小さいから滅多に失敗しないし、勉強を始めるきっかけを作ってくれたおかげで、「ノルマは簡単にクリアしたけど、もう少しだけ読もうかなとか」って勉強に前向きに取り組むことができます。
分散学習のアプリに入れまくる
分散学習とは「一気に勉強して時間が経つと忘れてた。」という超非効率なことを防いでくれる勉強法。勉強する時間を間隔を開けて分散することで忘れた頃に復習できる勉強法です。
忘却曲線で知られるように人が忘れる間隔には大体の規則があるんですが、これをじぶんで全部管理するのは大変。そこで、アプリに任せましょうというのが私の意見。一番有名なのは分散学習帳ですかね?
覚えたいことはなんでもこのアプリに入れて、こまめに復習しましょう。それだけで勉強時間のロスが減ります。
80対20の法則によって考える
80対20の法則って知っていますか?
成果の80%は20%の時間によって決まる、というもの。これに科学的根拠はないんですが、確かに成果に真に寄与する行動は全体の中で非常に少ない割合でしかないのかもしれません。
例えばですが、英文法問題集と、読解問題集。結果により影響を与えるのはどちらでしょうか?
大体の試験において文法よりも読解問題の方が配点が高いです。
文法の勉強と読解の勉強を同じ時間だけすれば、それは効率の悪い勉強でしょう。
要は、成果により影響を与える学習を優先させるという話です。
勉強に優先順位をつけてください。
まとめ
ということで、今日は長時間勉強ができなくても短時間の勉強で志望校に合格するための勉強法を少しだけ解説しました。
このブログには他にも色々な情報が集まっているので是非ご利用ください〜
今日はあまり言及しませんでしたが、成功する方法が沢山あるのに対して失敗するパターンは意外と決まっています。
このことについてもまた記事にしたいと考えています。
ではでは〜