2020/7/23浪人125日目 残り177日
こんにちは。カイドウです。今日は学習を6段階に分けて解説する記事の2段階目その4「学習に対するマインドセットを学ぶ」編です。
まとめ記事はこちらから参照ください
★学習を6ステップ解説!〜学ぶための学びの体系〜 - 一橋浪人生の勉強法
今日は3つのトピックについてお話しします。
マインドセット
マインドセットとは、簡単に言えば「あなたの中にある自分に大きな影響を与えている考え方」のことを指します。
一番有名なマインドセットとして「しなやかマインドセット」「硬直マインドセット」というものがあります。硬直マインドセットの持ち主は「自分は変えられない、生まれつき才能で大体が決まる」などの考えを持っているのに対し、しなやかマインドセットの持ち主は「自分は努力次第で変えられる、努力すれば成長することができる」といった考えを持っています。
この対を成すマインドセットがもたらす影響は歴然としています。しなやかマインドセットを持つ人と、硬直マインドセットを持つ人では行動に大きな差が生まれるのです。
硬直マインドセットの持ち主は、テストスコアを自己申告制にすると嘘をつく傾向があります。また、他人の成績に目を向ける際に自分より下の人に目を向ける傾向があります。
一方でしなやかマインドセットの人たちは、嘘をつくこともなく、他人の解答を見るときは自分よりも点数の高いものに目を向ける傾向がありました。すぐに自分の欠点に目を向けようと努力を始めるのです。
受験にしなやかマインドセットは必須です。ぜひ意識してマインドセットをしなやかにしましょう。
しかし、実は誰もがしなやかマインドセットと硬直マインドセットの両方を持っているんです。
例えば、勉強に関してはしなやかなマインドセットを持っているのに、運動となると生まれつきのものでどうにもならないと硬直マインドセットになってしまう。
数学は努力すれば伸びると考えているのに、古文だけは才能だろうとマインドセットが硬直していたり。
皆さん。心当たりはありませんか?
学習は困難が望ましい。
学習は難しいものです。知らないものを知る。やったことがないことをやってみる。学習には常に困難がつきものです。
私もこのブログで効率の良い勉強法なるものを紹介していますが、努力を伴わないものはありません。みんなが知らない魔法の勉強法は存在しません。効率は良くなってもやらなければ何も生まれません。
学習が難しいことは当たり前なことです。
受験勉強では特にたくさんのことを覚えなければなりません。脳にたくさんの情報を取り入れなければいけません。
そして、科学の世界には記憶定着に関してこの様な言葉があります。
「望ましい困難」
記憶を定着させるには、思い出すのができるだけ難しい方が良い。頑張って頑張ってなんとか思い出したときに記憶が強化されるということです。
一つのマインドセットとして学習とは難しくて当たり前なのだと意識してみてください。
学習にコンフォートゾーンはない
コンフォートゾーンとは、心地の良い領域のことです。楽に解ける問題、ほとんど既知の内容しか載っていない参考書など。
勉強していてすらすら進むのは心地が良いことです。
しかしそれでは成長は見込めません。例え成長できたとしても非常に効率が悪いとしか言えません。
大抵の学習者は自分の実力以下のタスクか、自分の実力よりも高すぎるタスクに従事しています。
自分の実力から一歩先のレベルを常に学習することが大事です。
コンフォートゾーンから一歩踏み出す勇気が必要です。
今あなたが設定しているタスクの難易度は本当にあなたのレベルに合っているでしょうか?
まとめ
- マインドセットをしなやかにしよう
- 学習は難しくて当たり前。
- コンフォートゾーンの一歩外側に踏み出そう
今日はここまで!ではでは〜