#3モチベーションは駆逐される時がある
今日も今日とて30秒でガッツリとライバルたちに差をつけましょう。
二日目にはモチベーションの段階についてお話ししましたが、今日はそんなモチベーションが低下してしまう悲しい落とし穴について話したいと思います。
モチベーションの落とし穴シリーズ2日目〜あなたもハマってるかも〜 - 一橋浪人生の勉強法
意図せずモチベーションを駆逐する
外発的モチベーションで特に受験に使えるのは報酬による動機付けだと思います。例えばこの勉強を頑張ったらチョコが食べられるとか、これが終わったら少しだけゲームで遊べる、と言ったものです。
実は、この外発的モチベーションが意図せずモチベーションの低下を招くことがあるんです。
1日目と2日目の記事を読んだ方は想像がつくかもしれません。
そうです!外発的モチベーションによってせっかく育ってきた内発的モチベーションが駆逐される時があるんです。
勉強に対する純粋な好奇心などによる内面からのモチベーションが、そこに報酬が加わることによって駆逐(クラウディング・アウト)されます。この現象はアンダーマイニング効果と呼ばれています。
好きでやっていたゲームにいきなり給料(100円とか)が支払われることを想像してみてください。しらけませんか?
二日目に示したとおり、モチベーションの段階では内発的モチベーションの方が理想的状態とされていますから、報酬による動機付けは既に自分が得意な教科だったり、特に疲れてもいない時に使うのは控えた方がいいでしょう。
逆に全く興味を持てない教科や、勉強に疲れていて気力が出ない時にうまく報酬による外発的モチベーションを使ってあげると効果を発揮すると考えられます。
まとめ
外発的モチベーションはやる気が出ない時に使ってあげよう。