2020/6/3浪人75日目 残り227日
こんにちは。カイドウです。今日はちょっと過去の記事に誤りがあったのでその訂正と、代替案を提案したいと思います。
過去の誤り
36日の星投稿で時間を条件にした習慣の作り方を紹介したんですが、どうやら効果がないわけでは無いんですが効果が薄かったようです。
浪人36日目〜★難関大を目指す受験生必見!勉強を毎日継続して行う方法〜 - 一橋浪人生の勉強法
「時間を条件に習慣を作る」とは、「この時間になったらこれをやる」といった習慣の作り方のことを指します。
私も時間を条件に勉強の習慣化を目指していたんですが、次第にうまく行かなくなってきて結構前に違う勉強方法に変更していたんですね。それで「これは時間を条件にするのが悪いのでは?」と考えていたらやはりあたりだったようで、時間を条件にするよりも既に習慣になっている行動の後や、ある特定の状況を条件に設定した方が習慣が身につきやすいようです。
なぜ時間を条件にすると習慣が身につきにくいのかですが、おそらくその時間になったと認識するためにはいちいち時計を見なければならないからだと思います。
一方で状況を条件に習慣を作ると、その状況になれば何をせずともその状況を認識できますから行動を起こすまでのステップが少ないんですね。
包装されて置いてあるチョコと、裸で皿においてあるチョコでは、後者の方が早く減るのと同じ原理です。
時間を習慣の条件に指定しても習慣化できないわけでは無いんですが、習慣化に向いているとは言えない条件設定でした。申し訳ありません。
次の項で代替案を提案させていただきます。
条件と行動の再設定
では、条件を再設定して習慣化を勉強の習慣化を促進させましょう。ここで使うテクニックはイフゼンルールというものです。
if=もし、この状況になったら
then=その時はこれをする
というルールで、もちろん条件のところには時間を入れてはいけません。
例えば、二日前の記事で「朝のリスニングが終わったらスマホの電源を消す」というルールを作りましたが、これもイフゼンルールの一つです。実際にこのルールはスマホの誘惑を遠ざけるのにとても役に立っています。
イフゼンルールを作る時に気を付けて欲しいのが、沢山のルールを作りすぎないこと。ルールが多くて覚えられなかったら行動を起こすのにいちいちルールを思い出さなければならなくなるので習慣化が遠ざかります。
最初は多くても3個くらいのルールから初めて一つのルールが無意識に行動に移せるほど習慣化できたら新しいルールを作る、というふうにするのがおすすめです。時間はかかりますが確実に良い習慣を身につけることができます。
「イフゼンルールで習慣を身につけることができるのはわかったけど、一つのルールじゃあ受験に必要な勉強時間を習慣にすることができないよ!」そんな悩みを次の項で解決していこうと思います。
選択肢が勉強を習慣化させる
例えば、あなたがイフゼンルールを使ってこのようなルールを作ったとします。
「朝ごはんを食べたら、勉強机に向かって世界史の教科書を開く」
この習慣自体はイフゼンルールのおかげで身につくかもしれません。また時間が経てば教科書を開くだけでなく問題集を一章解き切るような大きい習慣に成長するかもしれませんが、受験生にそんな悠長に習慣が成長するのを待っている時間はありません。
ですので、ここで提案したいのは、thenに選択肢を持たせることです。
例えば、「朝ごはんを食べ終わったら、
- 勉強机に向かって世界史の教科書を開く
- 一章分の勉強をする
のように選択肢をつけるのです。どんなに勉強したくなくても最低限教科書を開きます。もしあなたが絶好調ならしっかりと世界史の勉強をすることができます。
しかし、もし勉強が進まなくても最低限教科書を開けば習慣は継続しています。
二つの選択肢で確実に習慣化をしつつ、あわよくばガッツリ勉強をする。かなり現実的な勉強法では無いでしょうか?
まとめ
実際のところ習慣化のテクニックでは即効性のある効果は期待できません。習慣は一生ものなので絶対に勉強の習慣化はすべきですが、習慣が大きく成長するまでは他の方法で支えなければ受験勉強に必要な勉強時間を満たすことはできないでしょう。
習慣化すれば体調が悪い日でも勉強をすることができるでしょう。しかしそれまではモチベーションを上げるテクニックだったり、社会的なつながりを利用する方法などで勉強時間を増やすのが大事だと思います。
このブログではそういった記事も投稿しているので気になる方はチェックしてみてください。
ではでは〜