こんにちは。カイドウです。今日のタイトルは謎めいていますが、内容は至ってシンプルです。私たちが自分の性質を理解して、自分の行動を変えることができるようになる方法を紹介します。
みんな自分のこととなると過信してしまう?
皆さんは、自分で計画を立てては崩れて挫折に終わるといった経験はありませんか?
もしくは、勉強せずにいつの間にか1日が終わってた!なんてことは?
しっかり勉強はやってるんだけど、いまいち伸びが悪い、というのはどうでしょうか?
これらの状況は自分の性質や、行動を理解できていないから起こります。よく私たちは自分のことは一番自分がわかっていると言いますが、本当にそうでしょうか?
例えば、私たちが本当に仲良くなりたい人がいたらその人のことをしっかり理解しようと努めて、好みをリサーチしたり、生活スタイルを聞いてみたり、と行動を起こします。
しかし、私たちは自分のこととなると、そのような行為は一切しません。
そんなことしなくてもわかっていると過信してしまうのです。
ずばりこれをするしか道はない
では、どのようなことをすれば、自分を理解して自分の行動変え、自身を右肩上がりに成長させられるのでしょうか?
それは記録です。これ以外に道はありません。私たちが自分の無意識の行動を知るためにはそれを意識するしかないんです。気づいていないことに気づくにはそれに目を向けることしか方法はありません。
そして、私たち自身の気づいていない間違いや無意識の行動を意識させてくれるのが、日々の記録です。
自分を記録することで自分についての情報が増えていきます。そしてその情報は自分の昔からの成長、今の伸び率、自分の現状など様々なことを教えてくれます。
これを活用しない手はありません。
次項で、具体的な記録法について説明していきます。
レベル別効果の高い記録法
ここでは学習者のレベルに分けて幾つかの方法を紹介します。
レベル1、勉強習慣がない人→アラーム記録法
勉強の習慣がないけどつけたい!という方には、この方法がお勧めです。
まず、スマホのアラームを1時間毎にセットします。そしてアラームが鳴ったら今行っていたことを時間と共にメモ帳か何かに記録しましょう。
この方法がお勧めな理由は、一度無意識で行っていた行動を強制的に中断させ、記録することで自分が行っていた行動を意識的に捉えることができるからです。
おそらく、勉強習慣がついていない人は勉強を始める時に他のことに気が逸れることが習慣になっています。人は習慣的行動を無意識的に行うので、なかなかそれを止めることができません。なので、強制的に中断することが一番手っ取り早いと思います。
そして1週間もすれば 、あなたのいつもの悪い癖や、逆に実はこの時間は勉強してる!などの情報が集まってきます。
ここまで来れば、もうあとはその悪い癖を直すだけです。
勉強を始めた数分後にはゲームをしてしまっているなら、まずは勉強を30分したら30分ゲームして良いなど悪い癖に適応してみても良いかもしれません。少しずつゲームの時間を減らしていきましょう。
記録は自分を見つめる強力なツールですが、それ単体ではただの情報です。それをどのように使うかは、工夫次第で変わっていきます。
今日の記事では、記録の方法に縛って話を進めていきたいと思います。
勉強を習慣化したい人は合わせてこちらの記事も読んで見てください。
浪人36日目〜★難関大を目指す受験生必見!勉強を毎日継続して行う方法〜 - 一橋浪人生の勉強法
レベル2、少ない勉強時間を増やしたい人→カウンター
このブログでは、一度勉強時間増やすのってどうなの?って言う記事を書いてはいるんですが、それでも最低限は必要な勉強時間というのがあります。
浪人26日目★勉強時間の罠、あなたは嵌っていませんか? - 一橋浪人生の勉強法
毎日、1時間くらいなら勉強してるんだけどもっと増やしたい!と言う方には、カウンターがお勧めです。毎日勉強した分数をカウンターで測ってみてください。そして注意点は、1日毎ではなく、合計時間をカウントすることです。
その時に、このようなルールを作ります。
1日60分以上勉強しなかったら、これまでカウントしてきた数をリセットする。
人は、得るものよりも失うことの方が恐れる傾向があります。これまで積み上げてきたカウントをリセットしないようにするために、勉強時間を増やすようになります。
今、勉強時間が2時間くらいの人であれば、当然2時間に設定してください。
レベル3、自分の勉強時間に満足している人→時間対量の記録
自分の勉強時間に満足している人が目指すべきところは一定時間における勉強量の向上だと思われます。そんな方にお勧めなのが、時間対量の記録です。
やり方は簡単、自分で一回に集中する時間を設定して、その時間に出来たことを日々記録していくだけ。
私もこの記録法をカウンターと併用して使っていますが、私の場合は20分を基本単位として、その中で行えたことを記録しています。
こんな感じです。写真の9、10に注目してください。
エバーワードというのは私が使っている単語帳アプリなんですが、20分で解いた問題数に2倍も差が出ています。これは他の日でもよく起こる現象で、実は9回目と10回目の間に私はいつも昼寝をしているんです。
このように、自分の集中できる時間がわかるので、そこに大切な勉強を持ってくることができます。
また、この記録法は予測力が養えるという点で強力です。自分の勉強量を日々記録していると、計画を立てる時に無理な計画を立てずにすみ、計画崩れを防ぐことができます。
レベル4、更なる高みを目指す→失敗記録
この方法は、レベル3の時間対量の記録と併用することをお勧めします。一定時間集中したら、その時間の勉強量を記録する時に一緒にその時間中に失敗したことを記録しましょう。その失敗は勉強のやり方についてかもしれませんし、その時間内に間違えた問題かもしれません。
例えば、私の場合は
少し見えにくいですが青のラインを見てください。
英語のディクテーションでは、この日his dutisが聞き取れませんでした。また、文法書では、He's being so selfish. という文法がはじめ理解できませんでした。
このように、記録する際に間違えを思い出すことで、記憶に定着しやすくなります。自分の間違いにより目が向くようになるので、勉強中の意識が向上します。
失敗記録に関しては、一度記事で扱っています。こちらも参考にしてみてください。
浪人15日目〜絶対に点数を伸ばしたいなら何すればいいの?って話〜 - 一橋浪人生の勉強法
以上で、今日の記事は終わりです。自分で試してみたいものは見つかりましたか?この記事の記録法はあくまで一例にすぎません。皆さんの使いやすいように工夫してみてください。
ではでは〜
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