一橋浪人生の勉強法

受験生の受験生による受験生のためのブログ。一橋大学を目指す浪人生が、科学的に正しいとされる勉強法を実際に試し紹介していくブログです。

浪人26日目★勉強時間の罠、あなたは嵌っていませんか?

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手書き笑(一度やってみたかった)

 

目次(タップしたら飛ぶ機能はつけられまへん)

・あなたの周りでもこういうことありませんか?

・努力(時間)はしっかり君を裏切る?

・勉強時間は固定給?

・じゃあどうすればいいのか

 

 こんにちは。カイドウです。初めての★投稿です。星投稿の詳細は、こちらから浪人23日目〜報告〜 - 一橋浪人生の休憩所

 

今日は前からずっと考えていたことを記事にしました。

 

あなたの周りでもこういうことありませんか?

 それは、「思ったより勉強時間と成績の向上との間に相関関係が見られない。」ということです。

 どういうことかというと、現役時代の長時間勉強している友達とあまり長時間勉強していなかった私とを比べたときに、勉強時間を長くしてもても成績がそれに比例して伸びているようには感じられなかったのです。

 確かに私の友達は私よりも良い成績をとっていました。しかし、私の伸びた点数と彼の伸びた点数をを比較すると、勉強量に比例するほどの差が見られないように思えたのです。

 もちろん、受験は特に国公立受験の場合は教科数が多いですし絶対的に必要な勉強量というものがあると思います。しかし、それはそれ以上やったからと言って点数がしっかりと比例して伸びることはなく、逆に長時間の勉強は時間当たりの生産性を下げうるのではないでしょうか?

 

努力(時間)はしっかり君を裏切る?

 例えば、科学者を対象にした研究で、

・週25時間分の作業をこなす人は、週5時間分の作業をこなす人の生産性とほぼ変わらない

・週35時間分の作業をこなす人は、週20時間分の作業をこなす人の生産性の半分しかない。

というものがあるそうです。他にも、

週の労働時間が30時間を超えたところから、認知機能にマイナスの影響が出始める。

・週の労働時間が60時間より多いと、普段は全く働いていない人と同じくらい認知機能が下がる。

のだとか。さらには、

週に35時間ずつ働く人は生産性が安定している

週に60時間を超えて働く人は2週目から生産性が落ちていく

なんてことも。

 これは、労働者の話だから受験生には一概に適用できないと思いますが、それでも勉強時間を稼げば点数がそれの比例して上がるということはなさそうです。

 次の項では、ある1つの実験を例に時間と生産性についての考えを深めていきたいと思います。

 

勉強時間は固定給?

 被験者にレモネードを売らせる実験で、どのような報酬体系で働いた人たちが成果を最もあげたのか検証しています。

Ederer and Manso(2013)は,379 人を対象
としたハーバードビジネススクールのコンピュー タの仮想実験において,レモネードを売るという 経営を任された被験者が,どういう報酬体系で もっともインセンティブが働くかを検証してい る。…実験の結果,レモネードの収益は,報酬体系 として,「収益の 50%が本人に還元される」と約 束されたグループが,「固定給」を約束されたグ ループに比べて著しく低いことが明らかになっ た。もっとも,このプロジェクトは長期の実験を 行っていることも特徴で,「実験の前半の成果は 考慮にいれず,最後の 10 カ月の収益だけが評価 され,その 50%が還元される」というグループ が 3 グループの中で最も高い収益を上げたことも 示されている。Ederer and Manso の実験は,短 中期的な失敗は許容しつつも,試行錯誤によるリ ターンがある程度確定する段階で成功報酬型に切 り替える,という体系が最もインセンティブを引 き出しやすいことを示唆している。

 この実験では、完全歩合制、完全固定給よりも、固定給である程度のリスクを回避した上で、試行錯誤を繰り返し、途中から歩合制に切り替えていくことで一番収益が上がるということがわかりました。

 そして、この実験結果は受験勉強に応用できます。

「勉強時間は固定給、勉強法は歩合制」

のようなものだと考えるのです。

 どういうことかというと、勉強時間が自分の成績の向上を最低限保証してくれるもので、これでリスクを回避しつつ、試行錯誤しながら勉強法を実践していく。

 これが、一番収益の上がる方法なのではないでしょうか?

 

 

じゃあどうすればいいのか

 2つ前の項で、長時間勉強が逆に生産性を下げる可能性を示しました。そして、1つ前の項では勉強時間と勉強法に対してのアプローチの仕方を説明しました。しかし、それでもたくさんしなければならないことがありますし、週に30時間なんて短すぎると思うかもしれません。

 私も実際こんな記事を書くくらいですが10日で65時間、つまり週45時間勉強しています。皆さんからすれば短いでしょうが、これでも15時間はオーバーしています。

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

  • 自分の最適な睡眠時間を絶対に削らない。
  • 自分が一番集中しやすい時間を週に30時間作って、そこで最も力の入れている勉強をする。
  • 時間の当てられにくい副教科の勉強で正しい勉強法を試してみる。

 

 なぜ、睡眠時間を削らないことが大事かというと、長時間労働が認知機能を下げる理由の一つとして、労働時間が睡眠時間を圧迫していることが考えられるからです。特にほとんどの人は睡眠不足になると日中にマイクロスリープという1秒足らずから10秒程度脳が眠るという状態が頻発します。

 

 この3点に気を付ければ、勉強時間が多すぎて生産性がガタ落ちすることも無いと思いますし、30時間という目安を使って最低減の学習時間を確保することもできます。さらには、副教科でまずは勉強法を試すことでリスクを回避しつつ、その勉強法に効果を感じれば主要教科にも使えます。

 私も現在、一番しっかりと学習したいインプットの時間をほぼ30時間にしています。そして残りの時間で主要ではない教科の勉強をしたり、英会話、多読などをしています。

 

いかがだったでしょうか?ためになるといいんですが…

このブログも、毎日投稿で最低減の量を確保しつつ、★投稿で色々試行錯誤を繰り返しながら成長していきます。

 

参考

・メンタリストDaiGoの倒れない計画術

長時間労働と健康、労働生産性との関係https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2017/special/pdf/018-028.pdf